面白いね。この時代の物語が、私は好きなのかもしれないです。ツボ。ハーレムがまだハーレムだった時代。主人公の4人の女の子はそれぞれ夢を抱いて、ニューヨークのハーレムにやってくるのです。ヴァネッサ・ウィリアムス(セデスの方)が演じたポーリンは、歌手になる夢、そしてリン・ホイットフィールド演じたエスターはお金持ちになる事、ジャスミン・ガイ演じたアリスとヴァネッサ・ベル・キャロウェイ演じたドロシーはよりよい生活を夢見ていた。でもお金がないので、4人の女の子はハーレムの小さなアパートの一室を借りて4人で共同生活をしていたのです。まだまだ夢遠く。そんな彼女達の唯一の楽しみが、サヴォイボールホールでのダンス。タイトルにもなっている「Stompin' at the Savoy」という同じタイトルの曲を演奏していたのが、チック・ウェッブ。彼は実際にサヴォイのお抱えバンドリーダーで、ヴォイでのベニー・グッドマンとの対決が有名。この映画の舞台になった頃にサヴォイで歌っていたのが、あのエラ・フィッツジェラルド。映画には、この2人が出てきて、しかも良い感じに台詞にまでなっております。サヴォイと言えば、リンディ・ホップ。そのリンディ・ホップも元々ダンサーであるデビー・アレン監督によって、見事に甦っております。リンディ・ホップと言えば、これ↓!!
「Malcolm X / マルコムX (1992)」の名シーン。印象ありますよね。でもこれ、なぜかマルコムの映画の中では、ローズランド・ボールルームが舞台になっている。でもマルコムが実際に踊っていたのは、このサヴォイ。「マルコムX」の日本での公開にあわせて、日本初の完訳の形で発売されたあの真っ黒な表紙の「マルコムX」自伝の117ページを読むべし。リンディ・ホップの名前の由来とか、サヴォイについてマルコムが語ってます。ちなみにこのサヴォイの映画でもマルコムの映画でもリンディホップの振り付けを担当したのが、フランキー・マニングとノーマ・ミラー。2人はリンディ・ホップの大使とも言われている人なのです。
I'd rather go to the Savoy.
1939年のハーレム。エスター(リン・ホイットフィールド)とポーリン(ヴァネッサ・L・ウィリアムス)とアリス(ジャスミン・ガイ)とドロシー(ヴァネッサ・ベル・キャロウェイ)の4人は小さなアパートで共同生活をし、ハーレムでの成功を夢見ていた。そんな4人の楽しみはサヴォイ・ボールで踊る事。アリスは中々仕事を見つけられないアーネスト(ダーネル・ウィリアムス)と愛し合い、エスターはハーレムでも名の知れたウォルター(マリオ・ヴァン・ピープルス)とサヴォイで出会い、恋に落ちた。それぞれ青春を謳歌していたが、アリスのナンバー賭博をアリスが立て替えておいたが、そのナンバーが大当たりし...