●● レビュー
Yes, they did
鉄鋼の町だったインディアナ州ゲイリー。今では7割の工場が閉鎖した。鉄鋼工場跡地は、ギャングたちが蔓延りアジトにしていた。町で尊敬されているマーヴィンの店の前で、ローリー(パム・グリア)の息子ケニーが殺された。犯人はバスケットボールの賭けで負けたギャングの「レベル」の連中だった。マーヴィンは警察に情報を伝えるが、それがレベルに伝わり、暴行を受けた。その知らせを聞いたマーヴィンの息子ジョン(フレッド・ウィリアムス)が町に戻ってきた。またケニーの父ジェイク(ジム・ブラウン)も戻ってくる。彼らこそ「レベル」の創設者だったのだ...
プロットが最高に面白い。ちょっと時代が早すぎたのかもしれないとも思う。この内容は、「Redemption」等の映画やマスコミによって有名になったスタンリー・トゥッキー・ウィリアムスを思い出させる内容でもあり、更には今の大統領選のバラク・オバマの演説を彷彿させる内容でもある。それをプロデュースもしたフレッド・ウィリアムソンは気づいていたのである。オバマの選挙運動よろしく、グラスルーツ(草の根)運動を通して、実際にそこで暮らす人々も問題を無視するのではなくて、関わり合っていくという姿勢が物事を変えていくということを... またそれを生んだ人々が片をつけるという事。それは、フレッド・ウィリアムソンの実際の故郷を舞台にした事で余計に問題に対する姿勢が熱くなったのだとも思う。物語のバックグランド等、上手く物語りに溶け込んでいる。
ただ当時流行のギャングスタ映画の短絡的で安っぽい悪さが出てしまっていたのが残念。そしてリチャード・ラウンドトゥリーとロン・オニールがもっと物語に絡んできて出演量も多かったら、もっと満足出来たかもしれない。
問題は老若男女問わず。それを彼らが体を張って見せてくれる。若い時は一匹狼だった男と女が、時を経て団結する。それで、彼らはそれを成し遂げたのだ。
(Reviewed >> 4/23/01, 5/17/08:DVDにて鑑賞)
●● サウンドトラック
1. Inner City Blues - Ideal
2. The World Is A Ghetto - Geto Boys
3. X.O. - Luniz
4. On The Grind - The Click
5. White Chalk Part ll - Junior M.A.F.I.A.
6. How Many - N.O. Joe
7. Flowamatic 9 - 3X Crazy
8. Ain't No Fun - Dino Of H-Town
9. Rivals - Facemob
10. War's On - The Almighty RSO
11. Who Wanna Be The Villain - MC Ren
12. Slugs - Spice 1
13. How Does It Feel - Ice T
14. Good Stuff - Smooth