●● レビュー
クリストファー・ウォーケンのイメージピッタリに、スタイリッシュにNYのギャング闘争が描かれている。ウォーケンって、自分のおいしい部分を、自分でよーく分かっている人なんだろうな。だから「サタデーナイトライブ」で面白い所を見せてみたり、ミュージックビデオで、踊っていたりしたんだろう。素敵な人だ。そのウォーケンの人間味のない人物像(いい意味で)に対して、ローレンス・フィッシュバーンとウェズリー・スナイプスの2人が、実に人間味のある演技を見せてくれたのが面白い。フィッシュバーンがウォーケンに「お前が檻の中にいる所なんてみたくねぇーよ」っていう顔とか、子供に小銭をあげる所なんて、凄くいい表情。ウォーケンの人間ばなれした役と、このフィッシュバーンの人間らしい役が、いい感じでミックスされていたと思う。その辺は、ウォーケンが帰って来た時に、みんなで踊ったあの踊りに凝縮されている感じだ。今だったら、フィッシュバーンとスナイプスが逆にキャスティングされてそうだけど、この2人の役所がかなり面白い。両方出来る彼らって、やっぱり芸達者なんだろうな。スナイプスの本格派ドラマがまた観たいなって思う。
その終わりかたも、かなりスタイリッシュ。
(Reviewed >> Unknown)