●● レビュー
監督のレジー・ロック・バイザウッドの将来を何よりも楽しみにしていた私にとっては、非常に残念だ。彼が前作「Dancing in September」で見せた演出と物語が非常に好きだった。今回の演出は在り来たりだったし、物語も然り... 私にとっては「わぉ!」と唸ってしまう俳優の面々なのに、イマイチそんな彼らの魅力が生かされてない気がした。ローレンス・フィッシュバーンとデレク・ルークの演技とストーリーも在り来たり。ローレンス・フィッシュバーンだったら、もっとクールな演技が見れたんじゃないかな~なんて思った。サリ・リチャードソンもラレンズ・テイトは、この中でも群を抜く抜群な間の取り方が最高にかっこよかったので、もっと見たかった。オーランド・ジョーンズは、以前よりも演技が上手になっていたのが嬉しい所。私が一番心を引かれた演技なのが、クレジットもされてなかった、エリク・ラサレの静かな演技。落ち着いた自信のある演技に、私は心を奪われた。彼が出なくなった瞬間から、この映画は悪い方へと行ってしまうのが、残念ながら分かってしまった。デレク・ルーク演じる若者の心の移り変わりがあまり描かれてなく、「ワイルド・スピード」を意識しすぎた演出が、逆に私たちの心をスピードにブレイキがかかったのかもしれない。レジー・ロック・バイザウッドの実力はこんなんじゃない...こんな筈じゃない。
(Reviewed >> 04/06/03)
●● サウンドトラック
1. Ride
2. Boom [The Crystal Method Remix] - P.O.D.
3. We Did It Again - Ja Rule
4. Don't Look Back - Papa Roach
5. Ride Out - Swizz Beatz
6. Renegade
7. Kalifornia - Mos Def
8. Tru Rider
9. Get Up - Keyshia Cole
10. No Competition
11. Big Business - Ronald Isley
12. Say Goodbye to Yesterday [Remix] - Non Phixion
13. Liliquoi Moon - Me'Shell Ndegcello
14. Don't Look Down
15. Biker Boyz