グランドマスター・フラッシュの自伝本を読んだんですよ。そんなに期待してなかったんだけど、無茶苦茶面白かった。ランDMCのDMCの本も割りと面白かったけど、フラッシュのはあの時代が鮮明に蘇ってくる。
そしたらね、この映画が無茶苦茶観たくなりまして...観ちゃいました。この映画と、「アパッチ」がやたらと聞きたくなる本なのです。フラッシュと疎遠だった父が初めて心通じ合う時がありまして、お父さんはこの「ワイルド・スタイル」もこっそり観ていたっていう部分がありましてね...思わず嗚咽です。
いやー、何度観ても面白い!日本でビデオが再発するって時にサンプル貰って観た事もあるけど、やっぱりDVDの鮮明な画像はもっといいね。しかもアメリカ版はRhinoから出ていて、最初のFBIの注意書きも洒落ている!J・エドガー・フーバーの顔にどんどん落書きされていくんですよ。Rhinoって面白い会社だよね。
ドラマ仕立てのドキュメンタリー。というか、ほぼドラマだよね。グラフィティのリー・キノネスを主役にしたヒップホップの創世記映画。グランドマスター・フラッシュの本の前半が鮮明に映像となっている。
コールド・クラッシュ・ブラザースとファンタスティック・フリークスのバスケ対決とか、ああいう演出最高だね。実際はもちろんあんな感じではないし、今じゃ絶対にしない演出。だからこそあの時代ぽいんだよね。古いからいいとか、オールド・スクールこそヒップホップとか言わないけど、やっぱりラップとかも今に比べたらまだまだで...出来立て感があるよね。ああやって何もない所から苦労してここまでにしたっていうのが、やっぱり好きだ。彼等の努力と苦悩が成功へと導いた訳。グランドマスター・フラッシュも本で「オールドスクールだとは思っていないし、それに甘んじない。ヒップホップは『今』が大事」って書いていた。
最後はラッパーもグラフティもダンサーもDJもみんな
日比谷野音みたいな所に集まってショーを開催。ヒップホップが一つにまとまっていた時代なんだよねー。と、やっぱりヒップホップの良さに触れられる。やっぱりヒップホップが好き!