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キャスト >> Prince (Christopher Tracy), Jerome Benton (Tricky), Kristin Scott Thomas (Mary Sharon), Steven Berkoff (Mr. Sharon) ...
監督 >> Prince
脚本 >> Becky Johnston
プロデューサー >> Robert Cavallo, Steven Fargnoli, Joseph Ruffalo
ジャンル >>Musical
制作国 >>USA
フォーマット >>長編映画
総合ポイント 4点/5 点満点中
内容 >> 3  演技 >> 4  演出 >> 4  音楽 >> 5 

 100本映画
テレビで放送した時に夫とケラケラと笑いながら見てしまったのが、このプリンスの作品。面白いよね。世の中では酷評だけど、嫌いじゃない。ここまで自分のやりたいように作ってしまうと、愛くるしく思う。プリンス好きだしね。

もうさ、プリンスがジゴロっていう設定が面白過ぎるんだよね。普段はレストランでのピアノ弾き。狙った年増な女性に対してエロくピアノを弾くプリンス。でもドタバタコメディも見せちゃうプリンス。狙った女性を嫉妬させて、気を惹かせるプリンス。入浴シーンというお楽しみシーンまで見せちゃうプリンス。キスシーンがやたらと長いプリンス。全部プリンスなの。

でもエロく聴かせるプリンスが好きなファンは沢山居るし、彼の専売特許。でもまさかプリンスにユーモアがあったなんて、「シャペル・ショー」以前だったこの映画の公開時1986年には驚きだった。男性の入浴シーンがお楽しみになるなんていうのは、プリンスだけが許されていた事。キスシーンがやたら長いのは名曲「KISS」が生まれたから。全部プリンスだけが出来る事。

多分1986年には先を行き過ぎていたんだと思う。理解出来る人が少なかった。誰だったか忘れてしまったんだけど、アメリカのコメディアンが「昔はみんなプリンスの事をクレイジーだって言ってたけど、今はみんな彼の事普通に認めているだろ」って言っていて、そうだよねって思った事がある。モノクロで昔の映画のオマージュなのだけど、ファッションや音楽は最先端。プリンスはとかく誤解されやすいアーティスト。謎めいているからだと思う。あの「Wrecka Stow」の所とか謎だけど、そういう所がやっぱりプリンスだよね。その自分のイメージを逆手にとって作ったのがこの映画だ。プリンスのファンは、名作「Purple Rain / プリンス/パープル・レイン (1984)」よりもこっちが好きだという人も少なくない。あちらはプリンスの半自伝的な作品なのでストーリーがしっかりしている。こちらは少々単純なストーリーではあるけれど、プリンスが歌う曲がこの映画のメッセージ。「愛が全てを征服する」のだ。

しかしプリンスは車の運転上手いのね。そして車で制止棒を突っ切る時のプリンスの表情が、滅茶苦茶可愛い。あれもプリンスだけだよ、許されるの。うちの夫は、「プリンスはたまに女性よりもプリティな時がある」と言った。敢えて日本語に訳さずにプリティにしてみた。そう、プリンスはプリティなのだ!
(1077本目)

 レビュー
I say it's only mountains an' the sea Love will conquer if you just believe
クリストファー(プリンス)は、友人のトリッキー(ジェローム・ベントン)と共にフランスの避暑地ニースでジゴロをし、きままに生活していた。メアリー(クリスティン・スコット・トーマス)が巨額のお金を相続すると聞き、メアリーを落としてお金を手にしようと、2人は企む。メアリーの誕生日パーティに潜り込んだが、メアリーからは拒絶される。しかし次第にクリストファーとメアリーは惹かれ合うが、メアリーの父が手下を使ってクリストファーを追っていたのだった...

あの音楽界の天才児プリンスが監督までした全編モノクロの作品。なのでプリンスが好きなようにやっている。確かにストーリーは子供ぽい。でもそれでいいのだ。プリンスがやりたいように作ったという事が大事。プリンスのお尻からのショット、べラ・ルゴシやサム・クックという台詞、ヒロインがタオル一枚でドラムを叩いたり、プリンスの入浴シーンに、大きなラジカセでみんなでノリまくる。さらにはプリンスとジェロームのブロマンス。しかも少し怪しげなのが、想像を掻き立てる。しかもモノクロがその色気を増している。

ラジー賞や酷評なんてどうでもよくなる。だってこんなプリンスが好きだから。最後のプリンスの曲の歌詞が頭に残る。「信じていれば愛が打ち破る」。プリンスだからこその映画なのだ。
(Reviewed >> 1/21/13:DVDにて鑑賞)

 トリビア
あのプリンスが監督に初挑戦した作品。全編モノクロで撮影。後にはオスカーにもノミネートされる女優クリスティン・スコット・トーマスのデビュー作。

 サウンドトラック
1. Christopher Tracy's Parade
2. New Position
3. I Wonder U
4. Under The Cherry Moon
5. Girls & Boys
6. Life Can Be So Nice
7. Venus De Milo
8. Mountains
9. Do U Lie?
10. Kiss
11. Anotherloverholenyohead
12. Sometimes It Snows In April

 オフィシャルサイト
Not available    Not available

 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt0092133/
http://en.wikipedia.org/wiki/Under_the_Cherry_Moon
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=20503

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Last Modified: 2009-03-10
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