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キャスト >> Cicely Tyson (Mrs. Watts), Vanessa Williams (Jessie Mae Watts), Blair Underwood (Ludie Watts), Clancy Brown (Sheriff), Keke Palmer (Thelma), Arthur French (Roy) ...
監督 >> Michael Wilson
脚本 >> Horton Foote (play)
プロデューサー >> Hallie Foote, Jeffrey M. Hayes
ジャンル >>Drama
制作国 >>USA
フォーマット >>TV
総合ポイント 4点/5 点満点中
内容 >> 4  演技 >> 4  演出 >> 4  音楽 >> 4 

 100本映画
観るのが遅くなってしまいましたが、3月辺りにライフタイムチャンネルで放送されたTV映画。というか、元々はブロードウェイの有名な劇。80年代にも映画化されている。オリジナルのブロードウェイ劇では、あのリリアン・ギッシュが主演だった。今回はブラックムービー界が誇る名女優シシリー・タイソンが主演!なんでもタイソンはこの舞台のこの役を演じる事が夢だった。なので79歳という高齢ながら30年ぶりにブロードウェイに復活したのよ!しかも去年の4月から10月まで、187公演を見事成し遂げた!しかも舞台の最高峰の賞であるトニー賞の劇部門で主演女優賞を見事に受賞しました!

1940年代テキサス州ヒューストン。その大都市のアパートに暮らしていたのが、ミセス・ワッツ(シシリー・タイソン)。息子夫婦のルーディ(ブレア・アンダーウッド)とジェシー・メイ(ヴァネッサ・L・ウィリアムス)と同居していた。家事などはミセス・ワッツがしていたが、事あるごとにミセス・ワッツとジェシー・メイは衝突。姑・嫁戦争は朝だろうが、夜中だろうか起こってしまう。そんなジェシー・メイには年金のお金は渡したくなく、こっそりと隠していた。それもジェシー・メイには許せなかった。ミセス・ワッツは生家に帰りたかったが20年も実現できずにいた。ルーディにはヒューストンで仕事があり、それは実現不可能であった。またジェシー・メイと衝突するミセス・ワッツ。さすがに堪忍袋が切れて、ミセス・ワッツは年金の小切手と共に家出をしてしまう。実家のあるバウンティフルまでの切符を買おうとするが、バウンティフルは聞いた事もないと言うチケット売り場の男。仕方なくその手前までのハリソンまでの切符を買った。バスの待合所で若い女性テルマ(キキ・パーマー)に出会い、話し込むミセス・ワッツ。テルマもハリソンまで行く予定だったのだ。しかしルーディとジェシー・メイはミセス・ワッツを追い、待合所まで来ていた。ミセス・ワッツはバウンティフルまで帰る事が出来るのか?

と、どこにでもある嫁・姑問題。20年もバウンティフルに帰る事が出来なかったミセス・ワッツは、故郷への思いを募らせるばかり。その横で、ミセス・ワッツの一挙一動にイライラしている嫁。私はまだ孫がいる年代ではないので、嫁の立場だけど、ヴァネッサ・L・ウィリアムスは見事に鬼嫁を演じてましたねー。もうやりすぎ?って位に鬼嫁。シシリー・タイソン演じるミセス・ワッツが可哀想で、可哀想で... でももう一つの80年代の映画版では、このミセス・ワッツのキャラも曲者だったらしい。テルマという別の女性に出会った事で、ミセス・ワッツも少し考えを変える。しかもずっと思い続けていたバウンティフルは、今やゴーストタウン。友人もみな亡くなっていた。帰る場所は無かったのである。うぅ、身につまされる... 私の故郷の川崎がゴーストタウンになる事はまずないだろうけど、故郷が遠くなった感じはする。

アパートで走るミセス・ワッツの姿が可愛すぎー。嫁に激怒されるんだけどね。なんていうか、ヨーダが走ったらこんな感じ?って思っちゃった。

シシリー・タイソンとヴァネッサ・ウィリアムスは舞台からのキャスティング。舞台ではキューバ・グッティング・ジュニアがルーディを演じていたが、スケジュールの都合で途中降板。そしてテルマ役にはコンドラ・ラシャド。「コズビー・ショー」のお母さんで超有名なPhylicia Rashad / フィリシア・ラシャドとスポーツ解説者アマード・ラシャドの娘さんで、今は舞台女優として有名。このTV映画版には別の舞台「ロメオとジュリエット」で出演出来ず。その舞台「ロメオとジュリエット」で共演したオーランド・ブルームと噂されている。なんでもミランダ・カーとの離婚の原因になった!とかまで言われている。ので、今回は若手キキ・パーマーが出演。彼女は子役から見事に大人の女優に転進しましたねー。

というか、最近ライフタイムチャンネル率高いね。月1で黒人が主役の作品を放送している気がする。っていうか、あのシシリー・タイソンの夢であった役を見せてくれてありがとー、ライフタイムー!
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 レビュー
"This is my story, and this is my song"
1940年代アメリカのテキサス州ヒューストン。ミセス・ワッツ(シシリー・タイソン)は、アパートで息子夫婦の為に朝ごはんの支度をしていた。ミセス・ワッツは、息子の嫁ジェシー・メイ(ヴァネッサ・L・ウィリアムス)と顔を合わせれば喧嘩をしていた。ジェシー・メイはミセス・ワッツの一挙一動にイライラしていた。しかもジェシー・メイは声を荒げるので夫で息子のルーディ(ブレア・アンダーウッド)も何も出来ずに居た。そんな状況に一杯一杯になったミセス・ワッツは心臓が弱まっているのにも関わらず、家出して、故郷のバウンティフルへと旅立ってしまう。バス停で出会った若い女性テルマ(キキ・パーマー)は、そんなミセス・ワッツの会話に耳を傾けるのだった...

名女優シシリー・タイソンが30年ぶりにブロードウェイに戻った...というか、彼女を戻させた舞台の映画化。タイソンはこの舞台のこの役を演じるのが長年の夢だった。79歳にして堂々と舞台に立った。そんな彼女の舞台が観れないなんて残念と思っていたが、ライフタイムがちゃんとTV映画化。それだけで素晴らしい。この役はもう1人の名女優リリアン・ギッシュもブロードウェイで演じている。近すぎてぶつかりあう姑と嫁。他人であるテルマと出会い、少し変わりつつあるミセス・ワッツ。ジェシー・メイだって、他人だったらテルマのような思いやりのある女性だったかもしれないのだ。可愛い子には旅をさせろというが、79歳のお婆さんだって旅をする事で今まで見えなかった事が見えてくるのだ。そんなミセス・ワッツをタイソンは魅力的に演じている。そしてそんなジェシー・メイをヴァネッサ・L・ウィリアムスは最高に悪く演じている。

シシリー・タイソン、ヴァネッサ・L・ウィリアムス、キキ・パーマーという3世代の可愛い子供たちの旅。美しく力強い。
(Reviewed >> 5/9/14:TV録画にて鑑賞)

 トリビア
1985年にも映画化されている舞台「バウンティフルへの旅」のテレビ映画化。ブロードウェイ版のキャストはシシリー・タイソン、ヴァネッサ・L・ウィリアムス、キューバ・グッティング・ジュニア、コンラッド・ラシャド。

 オフィシャルサイト
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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt3317326/
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Last Modified: 2014-05-09
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