●● レビュー
Yes, This time, Mojo!!!
ジミー・レイト(ジム・ブラウン)はLAで成功した音楽プロデューサーだった。ある日、友人のハウス(ジュネロ・ジェニングス)が瀕死の重体のままジミーの元にやってきた。重要な事を言う前に殺されてしまった。そしてジミーの恋人ウエンディ(シーラ・フレイジャー)が誘拐された。ジミー自身も何者かに追われた。ジミーは昔からの信頼する知人のシカゴに住むジャガー(フレッド・ウィリアムソン)とニューヨークに住むミスター(ジム・ケリー)に助けを求めるのだった...
三者三様とはこの事。彼等のもつそれぞれの色が上手い具合に重なったからこそ、生まれた面白さ。クールで鍛錬者ジム・ブラウン、レディースマンのフレッド・ウィリアムソン、職人のジム・ケリー。それぞれの良さが随所に出てくるので飽きない。三者三様であるが故に、それぞれのアクションシーンのリズムの違いが飽きさせない。それに全米を駆け回る主人公達を見ているのも面白い。そして物語も単純で、白人至上主義の愚かさなどの描写はやりすぎな感はあるが、それが逆にヒーローの3人にやられた時に面白さが増す。またアクションも完璧じゃないが、その分派手で良い。
やった、今回は上手い事やってくれた!彼等は地球を救うヒーローじゃないが、時代が求めた黒人ヒーローなのである。
(Reviewed >> 2/14/10:DVDにて鑑賞)
●● トリビア
ジム・ブラウン、フレッド・ウィリアムソン、ジム・ケリーというブラックスプロイテーション映画のヒーローが揃ったアクション映画。「スーパーフライ」の監督でゴードン・パークスの息子であるゴードン・パークス・ジュニアが監督。
「One Down, Two to Go / ザ・リボルバー/怒りの38口径 (1982)」は正式な続編ではないが、そのような関係。
劇中ではジム・ブラウンが、あのインプレッションズのプロデュースをしているのが観れる。