●● レビュー
Right of Choice
ディクアン(ボキーム・ウッドバイン)は、住んでいるプロジェクトの階段で、近所の子供チャックが友人を銃で殺した所に、たまたま通りかかった。ディクアンはとっさにチャックから銃を引き取って、チャックを逃げさせた。捜査していたのが、銃事件担当のマクレー(マイケル・ビーン)だった。住民は捜査に非協力的なので、犯人は捕まらなかった。そんな時、ディクアンの妊娠中の彼女がコカインを売って捕まってしまう...
主人公のディクアンは生まれてくる子供のために、まともな生活を送ろうとするが、中々上手くはいかない。彼の環境がそうさせないように出来ている... と一見感じる。でも、やはりそこはディクアンの選択ミスも大きい。冒頭の銃のシーンだって、ディクアンは関わらないという選択も出来た筈。匿おうとした時点で法を犯す事になり、彼の選択ミスだった。またその犯人であるチャックは、後に反省する事もなく悠々自適に暮らしている。ディクアンの犠牲は何だったのだろうか?
また最初は生まれてくる子供に対して責任ある発言そしていた彼女が簡単にコカインを売ってしまう辺りが、ちょっと不可解である。
台詞代わりにラップを使用したり、音響代わりに曲をしようしたりと、この映画では音楽が面白く使われている。良いか悪いかは置いておいて、中々面白い試みである。
選択は自由。でも、一度でも法を犯してしまうと、その選択はシステムによって操作される事になる。だからこそ、選択は自分の判断でしっかりとしなくてはいけない。
(Reviewed >> Unknown:TVにて鑑賞、3/28/08:DVDにて鑑賞)