●● レビュー
Rap a tap tap!
1918年、第一次世界大戦から戻ってきたビルとゲイブは、早速NYのクラブに出掛けた。そこで失った戦友の妹セレーナに会った。ビルとセレーナは、すぐに意気投合。クラブ歌手として成功していたセレーナは、ビルのダンスの才能に驚き、ダンサーになることを勧めた。取り合えず、故郷のメンフィスに戻るつもりだったビルは、メンフィスで大物ダンサーになってNYへ戻る事をセレーナに約束した。メンフィスでは、クラブのウエイターになっていたビルの元に、セレーナが劇団の一行と訪れ再開した。セレーナが団長に頼み、ビルにチャンスを与えるようにお願いした。そのチャンスを物にしたビルだっが...
ブラックムービーも80年代に入ると、ブラックカルチャーを反映した映画が増えたが、この映画こそ、その原点。40年代のジャズ世代の文化を、映画に上手く反映している。ジャズシンガーのレナ・ホーンに、タップダンサーのビル・ボジャングルス・ロビンソン、エンタテイナーのキャブ・キャロウェイに、ニコラス兄弟のアクロバティックなタップダンスに、ドゥーリー・ウィルソンのコミカルな演技。これほど映画産業だけでなく、様々な世相を反映した映画は、40年代には無かったように思える。
戦争という政治的な事が背景にあるに関わらず、大衆芸能として楽しめる内容になっているので、当時の黒人へのハリウッドの背景を感じる。
それでも、ビル・ロビンソンとニコラス兄弟のタップ、レナ・ホーンの作り物でない本物の美しさ、キャブ・キャロウェイとドゥーリー・ウィルソンの陽気さには、胸が躍る。
(Reviewed >> 3/24/06:DVDにて観賞)
●● サウンドトラック
1. "RANG TANG TANG" - Bill Robinson and children
2. "THERE'S NO TWO WAYS ABOUT LOVE" - Lena Horne; reprised by Horne, Bill Robinson and Cab Calloway;
3. "DE CAMPTOWN RACES"
4. "AT A GEORGIA CAMP MEETING"
5. "DAH, DAT, DAH" - Bill Robinson with The Tramp Band
6. "THAT AIN'T RIGHT" - Fats Waller and Ada Brown
7. "AIN'T MISBEHAVIN'" - Fats Waller
8. "DIGA DIGA DO" - Lena Horne and danced with chorus
9. "AFRICAN DANCE" - Emmett 'Babe' Wallace and danced by Bill Robinson
10. "I LOST MY SUGAR IN SALT LAKE CITY" - Mae E. Johnson
11. "RHYTHM COCKTAIL" - Cab Calloway
12. "I CAN'T GIVE YOU ANYTHING BUT LOVE, BABY" - Lena Horne and Bill Robinson with chorus
13. "GEECHY JOE" - Cab Calloway and his orchestra
14. "STORMY WEATHER" - Lena Horne
15. "MY MY, AIN'T THAT SOMETHIN'" - Bill Robinson, Cab Calloway and his orchestra
16. "THE JUMPIN' JIVE" - Cab Calloway and his orchestra