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キャスト >> Serge Ibaka, Jordi Vila Sanchez, Pere Gallego Castella, Benis Ricardo Ngambu, Ranie Ibaka, Meme Titi Christine Okito
監督 >> Adam Hootnick
脚本 >> 不明
プロデューサー >> Adam Hootnick
ジャンル >>Documentary
制作国 >>USA
フォーマット >>長編映画
総合ポイント 4.5点/5 点満点中
内容 >> 5  演技 >> N/A  演出 >> 4  音楽 >> 5 

 100本映画
サージ・イバカ。コンゴ共和国出身のNBA選手。オクラホマシティ・サンダー(以下OKC)所属。もう何回も書いてきたし、ツイッターをフォローしてくださっている方々は「もうウザイんだよ!ばばあああああ!」って思うかもしれませんが、大事な事なので何度でも書きます。私はOKCの大ファンである!なのでプレイオフ進出を逃した今はみんなが思っている以上にとてもとても辛く、今年のプレイオフなんて滅茶苦茶になればいい!とすら思っているヤバイファンだ。そんな我OKCでパワーフォワード(たまにセンター)として活躍しているのがイバカ。持ち味はブロック。1試合で11ブロックを記録した事がある。試合前の選手紹介の後の円陣で「ああああぁぁあああ!」と雄叫びをあげるのも彼の役目。歌手のケリー・ヒルソンの彼氏でもある。そんなイバカが故郷コンゴ共和国に戻った時の記録映画。SXSW映画祭にてプレミア公開され、ESPNにてテレビ放送された。

コンゴはコンゴ共和国とコンゴ民主共和国という風にフランスとベルギーによって分けられた。昔は一つの大きな国だったのだ。イバカが生まれ育ったコンゴ共和国はフランス領だったので、イバカはフランス語も話せる。2つに分けられたコンゴは闘争が続く。しかもアフリカ独立の波もあり、激しい闘争の地でもあった。コンゴ共和国はレーニンの社会主義国へと突き進む。イバカの父はコンゴ共和国のバスケットボール選手で国の代表であった。イバカの母はコンゴ民主共和国のバスケットボールの国の代表選手。イバカはバスケットのサラブレッドだったのだ!しかし国は戦火の中。小さい頃を回想するイバカはいつもどこかで銃声が鳴り響いていたと語っている。まだまだ幼少期の頃にその母親を亡くす。父によって育てられるも、父は2つのコンゴを分ける川で政治的な事をした疑いで捕まってしまう。イバカは母方の祖母やおじの世話になる。しかし2年程はお金を払ってくれる人が居なかったので学校にも通えなかった。しかしイバカにはバスケットボールがあった。7歳の頃から始めたバスケットが...

もうさ、OKCファンなら当然の如く号泣さ!前々からイバカのバイオは彼のオフィシャルサイトで読んでいたから知っていたけれど泣けたね。やっぱりその世界で頑張るプロとなる人は、人一倍の努力を当たり前くらいに思っているね。プロとしての自信を持ちながらも、与えられた環境には謙虚にそして頑張っている。イバカは前々からNBAの先輩であるムトンボのブロック後の十八番ポーズであった「Not In My House」を真似してオマージュしていたけれど、アフリカに対する思いと姿勢も彼を継いでいるなーと思いました。そのムトンボ先生は川を挟んだ向こう側のコンゴ民主共和国が出身。NBAには国境は無いね。

放送後に彼女のケリー・ヒルソンが「夏の間(オフシーズン)は毎回彼は帰っているけど、シーズン中よりも疲れているのよでも彼は絶対に愚痴はこぼさない。凄いでしょ?でも私のよ!」と思いっきり惚気ておりましたが、何のことかといえば、この映画でイバカは物凄く集られている。助けなければ、なんだあいつと罵られ、全部助けてしまえば、イバカは破産しちゃうだろう。そもそも金銭だけ手助けする事がいい事なのか?という事だ。この映画を夫と一緒に観ていて、2人で思い出した事がある。LAに住んでいる頃に、コンビニにたむろしているホームレスに集られた男性が「お金はあげれないが食事なら」と、コンビニで買えるブリトーをあげた。そのホームレスはその男性にありがとうとペコペコと喜んでいたが、その男性が居なくなった瞬間にそのブリトーを地面に投げつけた。「こんなのいるか!」と。ホームレスは麻薬やお酒が買えるお金が欲しかったのだ。ふとそんな事を思い出した。だからイバカは苦悩する。帰るといつも集られるから。でも助けたい気持ちが先行してしまう事だってある。イバカを17歳の頃に発掘したスペイン人2人も「その辺の線引きが本当に難しいんだ」とイバカを心配していた。

だからイバカに出来る最大で最善である事を頑張る。コンゴでいつかイバカのようにとバスケ選手を目指す少年たちの為にバスケットのキャンプをする。この映画ではそのキャンプにも参加する15歳のリカルド君を中心に追っていた。貧しく、靴もシャツも買えない子。母の仕事の手伝いをしながら、朝早くから練習する少年だった。この子がいつかどこかで活躍する事になった時、イバカの苦悩も報われる。

よし!(。・ω・)ゞ 来期は怪我のKD(ケビン・デュラント)もイバカも完全復活する予定である!来期のOKCは60勝以上で西1位で終わり、そしてもちろん優勝するんだ!たぶん!いや絶対に!!今年はうちの俺様ゼロ様こと、ウェストブルックがチームの窮地でゲロゲロに大人に成長しちゃったからね。もうOKCには恐れるモノなど.... うーん、やっぱり怪我が怖い。怪我さえなければ、絶対に優勝なんだ!覚えてろ!!
(1350本目)

 レビュー
"You're one of us!"
2008年6月26日NBAドラフトの会場でコンゴ共和国出身のサージ・イバカがシアトル・スーパーソニックス(その年にオクラホマシティ・サンダーへと移転)に1巡目24番目で指名された。幼い時に母を亡くし、父と生活するも父も11歳の頃に反体制行為で逮捕されてしまう。おばあちゃんやおじと暮らすも、お金がなくて2年ほど学校にも行けなかった。しかし両親は共にコンゴ共和国とコンゴ民主共和国と国は違えど国の代表のバスケットボール選手だった。今やNBAのスーパースターとして活躍するイバカが、故郷コンゴ共和国に戻ったその記録である。

私は彼の所属するOKCサンダーのダイハードファン。なので他の人とはイバカを観る目が違う。頼りになる男、そして誰よりも熱い男。調子だって声で分かる。あああーー!!と彼が大声を出してシュートした時は大抵入ってない。疲れているのだ。分かっている。年間80試合観たんだから。そんなイバカが好きでたまらない。でもイバカが故郷に帰った時に、なぜかコンゴの人々が「ヤオ・ミン」と呼んでいるとは知らなかった。逆にコンゴじゃヤオ・ミンよりもイバカのほうが人気だと思い込んでいたからだ。コンゴの人々は背が高いというだけでヤオ・ミンと呼んでいるらしい。そんな故郷コンゴで様々な慈善事業に参加するイバカ。ユニセフだったり、聾唖を支援するアメリカの団体だったり、自分のバスケットボールキャンプだったり。イバカは精一杯母国を支援し、それに尽くす。一人でも多く、苦境な環境から救いたいと思っている。しかし限界がある。その限界をどこまでに設定するかで、苦悩する。しかも人々はイバカに期待しているのだ。その期待は限界知らずで、大抵はお金目当てである。

だからこそイバカは母国の子供たちに繰り返し話す。「俺がここから夢を叶えたんだ。誰だって”情熱と熱心さ”があれば出来るんだ」と。人に頼るんじゃなくて、自分でも切り開ける事を誰よりもイバカは知っているのだ。そんなイバカの話を聞いたイバカのキャンプに参加した15歳で貧しい生活をしているリカルド君の目は、キラキラと光っていた。
(Reviewed >> 4/17/15:TV放映にて鑑賞)

 トリビア
NBAのオクラホマシティ・サンダーに所属するサージ・イバカが母国コンゴ共和国に戻ったのをドキュメンタリーにした映画。2015年SXSWにてプレミア上映された。

 オフィシャルサイト
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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt4341560/
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Last Modified: 2015-03-15
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