●● レビュー
Rebound
バスケットボール映画の題名になったのは2度目だが、ダンクコンテストがあるダンクは華やかなバスケットボールの技術なのに、題名になった事がない。リバウンドコンテストもない地味なリバウンドがなぜか好まれる。リバウンドを制したチャールズ・バークリーとデニス・ロドマンは、共に観客からも愛された。
ロイ(マーティン・ローレンス)は、有名大学のバスケットボール・ヘッドコーチで、スポーツ番組でも取り上げられる程の人気だ。メディアが彼を取り上げるのには、その大きな態度にも理由があった。だがその態度のせいで、大学はロイを解雇した。お金に目が無いロイのエージェントは、大学のヘッドコーチに戻る為に良い印象を与えようと、ロイの通っていた中学校でのコーチを進める。所が、中学校はロイが居た頃とはうって変わって、弱小チームで試合に勝った事がなかった。バスケットへの情熱を失っていたロイだったが...
マーティン・ローレンスらしい笑いのある映画だ。たしかに題材もポスターも生ぬるい。よくよく考えてみると、「ビックママ・ハウス」は完全なファミリー向けとは思えないので、ローレンスにとって初のファミリー向け映画になる。ローレンスも時間を経て、エディ・マーフィ路線に進んでいるのかもしれない。なのでエディのそれのように、この映画も中々楽しめる。最後の曲に使われた「ロッキー」の「Eye of the Tiger」は、大人も子供もアドレナリンが放出されます。
華やかなコメディではないけれど、家族のリビングは盛り上がる。地味だけど、好かれる映画だ。
(Reviewed >> 9/15/05:劇場にて観賞)