●● レビュー
A "Great" Piece of Action & Drama
マニー(シドニー・ポワチエ)とデイブ(ビル・コスビー)は、それぞれ別に高額狙いの強盗で成功していた。警察も彼等の手口を明かせずに居たが、警察を定年したばかりのジョシュア(ジェームス・アール・ジョーンズ)には分かっていた。ジョシュアは、警察に2人を突き出さない代わりに、若者向けのボランティア施設で働く事を条件に出すが...
「Uptown Saturday Night」と「一発逆転/Let's Do It Again」に続いての3部作の最後、さすがにポワチエとコスビーの息がぴったり。逆に最初から2人が組んでなくて焦らす辺りも最高だ。3部作の最後で、逆に笑いよりもドラマに集中させたのか、面白いドラマ作品ともなっている。若者向けのボランティア施設を舞台にしたせいか、若者のそれぞれのドラマも混じっていて新鮮味があって面白い。若者に四苦八苦しているポワチエの姿を見るのは面白い。自信の出世作となった「暴力教室」からは想像出来ないけれど、最後には「いつも心に太陽を」を彷彿させるまとめぷり。さすがです。当時流行っていた青春映画と大人の娯楽映画が見事に混ざってますね。最後には泣かされました。ジェームス・アール・ジョーンズの声の良さも作品には生かされてます。
3部作を順に追って見て気が付いた事... シドニー・ポワチエみたいな大御所だって、作品と共に成長しているという事。また、そういう成長が出来る人が大御所になれるんでしょうね。
(Reviewed >> 5/11/07:DVDにて鑑賞)
●● トリビア
前作「Uptown Saturday Night」と「Let's Do It Again/一発大逆転」に続いてシドニー・ポワチエが監督・主演し、ビル・コスビーが共演したコメディ作品。今回は、ジェームス・アール・ジョーンズを共演に迎えている。前作の「Let's Do It Again/一発大逆転」に続いてデニース・ニコラスが共演し華を添える。TVシリーズ「Good Times」のジャネット・ドゥボイスや「天使にラブソングを2」のシェリル・リー・ラルフ、TVシリーズ「What's Happenings!!」のアーネスト・トーマス等も出演している。
今回は脚本が、前作2作を手がけたリチャード・ウェズリーからチャールズ・ブラックウェルに変更。音楽は前作と同じくカーティス・メイフィールドが担当している。
ポワチエが監督したこの3部作のリメイク権は、ウィル・スミスが所有している。