VH1は来週早々に「Hip Hop Honors」という番組があるので、近頃ずっとヒップホップについての番組が多い。お陰で昨日は一日「The 100 Greatest Hip Hop Songs」と言う番組を夫とあーでもないこうでもないと言いながら見てしまいました。その直後にプレミアされたのが、このN.W.Aのドキュメンタリーです。
今でも鮮明に覚えている。彼等はマスコミによって「もっとも危険なグループ」というレッテルを貼られていた事を。日本でも同じように彼等は扱いにくい「ギャングスタ」グループとして紹介されていたように思う。
今回のドキュメンタリーは扱いにくい「ギャングスタ」というよりも、コンプトンという所に閉じ込められていた若者達が自由に表現する姿が見れたと思う。まさに彼等のファーストアルバム「Straight Outta Compton」そのもの。N.W.Aは常にLAの代表的なラッパーとして知られていたけれど、その後の影響を考えると彼等はLAの若者だけのものじゃなかったと思う。マティ・リッチの「Straight Out of Brooklyn」もやっぱりタイトルといい影響を受けているように思える。どうしてそんなに若者に影響を与えたか... それは常に自分自身を曲に反映したからだと思う。そして今回のこの作品では、ロドニー・キング暴行が発端のLA暴動も、事前にラップではその緊張感が既にあったのに、それを行政側は無視していたという見解も面白かった。