●● レビュー
I Saw Thee Weep
エイドリアン(ダイアン・レイン)は夫と別れ、思春期の娘とまだ小さい息子を抱えていた。小さな島の町ローダンテで民宿をしている友人(ヴァイオラ・デイビス)が居ない間の5日間だけ手伝いをする事になったが、シーズンオフの今はお客が一人だけだと聞かされる。やってきたのは、ポール・フラナー(リチャード・ギア)だった。
恋愛をすると涙もろくなるのか?お互い幸せを求めて恋をするのに、なぜか女は涙もろくなる。愛して結婚した筈の男に対しては強気で居られるのに、まだ結婚も約束していない本気で愛した男に対しては涙が出る。もちろん泣くだけの理由がそこにはある。しかしその涙を見ながら、私は本当にそれで良かったのか分からなくなる。恋愛映画を見ると大抵は「恋愛っていいな」と思える。けれど、今回はそうは心から思えなかった。でも一つだけ言えるのが、涙の後のダイアン・レインのラストの笑顔が最高に綺麗だった。年齢を重ねた皺のあるあの笑顔は、この映画での牧歌的でロマンチックなロケーションよりも美しかった。
泣いたって人は成長出来る。幾つになったって何だって出来る。あの笑顔はそれを教えてくれたように思えた。
(Reviewed >> 2/14/09:DVDにて鑑賞)
●● サウンドトラック
1. Way Down In North Carolina (Lauren Pritchard & Emmylou Harris)
2. Jive & Five (Count Basie)
3. Mama He Treats Your Daughter Mean (Ruth Brown)
4. Swingin In The Key Of C (Slim & Slam)
5. Moten Swing (Count Basie)
6. Backwater Blues (Dinah Washington)
7. Bach Variation 26 (Glen Gould)
8. Like A Hurricane (The Dillards)
9. A Rockin Good Way (Dinah Washington & Brook Benton)
10. Come On Over To My House (Storm Party Band)
11. Before I Met You (Storm Party Band)
12. In Rodanthe (Emmylou Harris)
13. Rodanthe Theme (Jeanine Tesori)