●● レビュー
"Second Emancipation Proclamation"
アメリカだけでなく世界にも多大なインパクトを与えた1963年8月28日に行われたワシントン大行進。その行進に参加した人々が語る「行進」。ナレーションはデンゼル・ワシントン。
ワシントン大行進といえば、キング牧師の「私には夢がある」のスピーチですよね。そこに至るまでが語られております。どうして1963年の8月に開催されたのか?どのようにして?誰が?開催者たちの思いは?などなど。キング牧師はこの大行進を「第2の奴隷解放宣言」としたいと語っていた。奴隷解放宣言から100年経過した1963年。アメリカでの黒人の扱いは未だ変わらず。なんとか早いうちに解決したかった。あれから100年たった今こそ。しかしその舞台裏は色々と大変だった。今のようにEメール、携帯、ファックスすらなかった時代に全米から集まる人々のためにバスや列車や飛行機をまとめる。凄い事だ。始まる瞬間までどうなるか分からない。そしてキング牧師のスピーチ。警察官による暴力についてキング牧師が語っていた。そして多くの黒人が集まる事でワシントンDCは必ず暴動になると当時に思われていた。
キング牧師のあのスピーチは今でも通用してしまうのが悲しい。1963年から52年経過した今も状況は変わらない事にギョッとするのだった。
(Reviewed >> 6/1/15:DVDにて鑑賞)