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キャスト >> Harry Lennix (Adam Clayton Powell Jr.), Vanessa Williams (Hazel Scott), Russell Hornsby (Joe Schiller) ...
監督 >> Doug McHenry
脚本 >> Art Washington
プロデューサー >> Geoffrey Garfield, Jose Ludlow, Monty Ross, Harry J. Ufland, Adam Clayton Powell III (co-producer) ...
ジャンル >>Biography
制作国 >>USA
フォーマット >>TV
総合ポイント 4.5点/5 点満点中
内容 >> 4  演技 >> 5  演出 >> 4  音楽 >> 5 

 100本映画
DVDの整理をしていたら、出てくる出てくる... あー!忘れていた!というDVDが。この作品、ずいぶん前に知人に頂いて、その時に見ているのに、なぜかホームページから抜けていた!という訳でいきます。

日本語タイトルの『パウエル 気高きカリスマの伝説』とは何なのか?という事ですよね。パウエルは、アダム・クレイトン・パウエル・ジュニアの事である。そしてそのアダム・クレイトン・パウエル・ジュニアが気高きカリスマなのであり、映画ではその伝説を追っていくのである。アダム・クレイトン・パウエル・ジュニアは、ニューヨーク出身(生まれはコネチカット州)の政治家。まだ公民権運動が始まる前から政治家として一線で頑張っていた人。ニューヨークを代表する下院だった。今では黒人の下院は珍しくないが、当時は珍しい。もちろんそれ故にバッシングも多かった。しかもパウエルは派手だった。たまに学校や会社でいるでしょ?何かしている訳じゃないんだけど、目立ってしまう人。パウエルは確実にそのタイプ。でも何もしていなかった訳じゃないけどね。ちゃんと政治家の仕事はしていた。でも女性関係は本当に派手!最初の奥さんは、Fredi Washington (フレディ・ワシントン)の姉だか妹のイザベル。そして2番目の妻は女優・ミュージシャンのHazel Scott (ヘイゼル・スコット)。3番目はプエルトリコ出身の一般人。この映画では2番目のヘイゼル・スコットとの関係がより深く取り上げられている。そのヘイゼル・スコットを演じたのが自身も女優・ミュージシャンのヴァネッサ・ウィリアムス(セデスの方)!!!そして、主役のアダム・クレイトン・パウエル・ジュニアには『Mo’ Money / モー・マネー (1992)』で主役の恋敵トムを演じたハリー・レニックス!!!

この映画は、パウエルが政治スキャンダルに巻き込まれた時に単独でパウエルにインタビューした黒人記者ジョー・シラー(ラッセル・ホーンズビー)の目を通してパウエルが語られていく。その時、パウエルはアメリカ本土を離れ、バハマのビミニ島に居た。そこでは女性をはべらせ、派手な生活をしていると、もっぱらの噂であった。ビミニ島に着いたシラーは、噂とは違って質素な生活をしているパウエルを目の当たりにして驚き、そして困惑した。最初は話す気など無かったパウエルだが、徐々にシラーに心開いて話していく。

もちろん普段のパウエルの姿は、私には知る由もないが、パウエルという人は絶対にハリー・レニックスが演じた通りの人だった!と思えるほどの説得力がレニックスの演技にある。情熱的で頭もキレて雄弁で行動力があって度胸もある。そしてちょっと頑固な所もあるっていうのが説得力ありますね。テレビ映画なので、なんでレニックスがエミー賞にノミネートすらされていないのかが不思議な位です。『モー・マネー』のトムさんだよ?ルックス的にも彫りが深くてブロンズ色のパウエルを演じるのにピッタリ!ヴァネッサ・ウィリアムスも最高だけど、やっぱりこの映画はハリー・レニックスだよね。パウエルのカッコいい部分も堪能出来るのだ!

パウエルvs公民権運動家たちの描写も面白い!キング牧師の「私には夢がある」のスピーチを聞いたパウエルが「私にはプランがある」と言うセリフが最高!ワシントン大行進に呼ばれなかったパウエルがイライラして言う言葉。でもパウエルの方が現実的だったりしちゃうので、面白い!パウエルの性格が良く描写出来てますね。

パウエルは黒人の為に全精力を注ぎたいというのには偽りは無かった。というのを、この映画で感じました。Keep the Faith, baby!(信念を持ち続けろ)という原題は、パウエルの口癖でありました。
(1408本目)

 レビュー
Trouble Man
黒人新聞社の記者ジョー・シラー(ラッセル・ホーンズビー)は、TVでアダム・クレイトン・パウエル・ジュニア(ハリー・レニックス)の葬儀を見ていた。シラーは、1698年にビミニ島にてパウエルに話を聞いた時の事を思い出していた。

アダム・クレイトン・パウエル・ジュニアは、有名な政治家である。そのパウエルが牧師から政治家になり、スキャンダルを巻き起こした晩年までが描かれている。パウエルという人は、とにかく目立つタイプ。目立ちたがり屋という訳じゃなく、何かやれば目立ってしまうタイプの人なのだ。スキャンダルなどはあったが、人のため、特に黒人市民の為に尽くしたいという精神は非常にある人だった。そして彫が深く、ブロンズ色のパウエルはモテた事が良く分かる。1人目の妻は、女優フレディ・ワシントンの姉妹のイザベラ。2人目は、ミュージシャン・女優のヘイゼル・スコット、3人目はプエルトリコ出身の一般人。いずれも離婚している。この映画では2番目のヘイゼル・スコットとの関係が主に描かれているのだ。
そしてパウエルは60年代の公民権運動前から活躍する政治家であり、公民権運動で台頭したキング牧師やベイヤード・ラスティンなどとの関係性が語られるのが面白い。キング牧師の「私には夢がある」を聞いたパウエルが「俺にはプランがある!」と言ったのが最高だ。

40年代から70年代の時代を感じる映像も素晴らしいが、何よりも素晴らしいのが、パウエルのイメージそのままを演じたハリー・レニックスだ。パウエルにはもちろん会ったことはないが、絶対にパウエルはこういう人だったと言い切れるほどの熱演だ。
(Reviewed >> 9/1/2015:DVDにて鑑賞)

 トリビア
ペイチャンネルのショータイムにて制作・放送された政治家アダム・クレイトン・パウエル・ジュニアの自伝映画。
『モー・マネー』のハリー・レニックス、『イレイザー』のヴァネッサ・ウィリアムスが主演。監督は『Jason's Lyric』のダグ・マクヘンリー、脚本は『Hendrix』のアート・ワシントン。

 オフィシャルサイト
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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt0251568/
Not available from Wikipedia
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=240192

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Last Modified: 2015-09-04
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