●● レビュー
Truth 24 FPS
シャンテル(アリヤン・A・ジョンソン)はブルックリン出身のタフな17歳。プロジェクト(低所得住宅)から抜け出す為に大学の医学部を目指していた。学校の成績も優秀だったが、それ故に態度もデカく、ユダヤの歴史しか教えない歴史の先生に盾突いて、校長に呼ばれても屈しなかった。そしてうだつの上がらないボーイフレンドにも嫌気を感じていた頃、パーティでお金を持ったタイ(ケビン・シグペン)に出会った。シャンテルは妊娠してしまう...
この感じ...日本で高校生活を体験した私ですら、あの17歳に戻されてしまう。女友達との間違った都市伝説的なセックス話から、ショッピング...将来やりたい事は分かっていて気持ちだけが焦ってしまい、落ち着けという大人達がただ妨害していようにしか感じなかった...あの頃。私にも17歳の時があったんだなって、今更に思わされる。きっと私もあんな風に生意気だったんだと思う。でもこの映画はそんなありふれた会話や状況がありながらも、最後には想像付かない驚きや納得の展開が起こっていくのが、ドキドキして面白い。17歳ってあんな感じだったなーとノスタルジックになっていると、最後の展開に一喜一憂してしまう自分が居る。
そしてこの映画の素晴らしい所は、ギャングだ麻薬だ暴力だという当時の映画にありがちだった展開は一切無い所。成績優秀な17歳だって妊娠してしまう事だってある。そんな多感な17歳を演じたアリヤン・A・ジョンソンが最高に魅力的だった。弟との公園での喧嘩は素朴で面白いし、歴史の先生をやり込めるシーンはカッコいい。
そんなハリウッドは作れないだろう17歳の青春の一瞬を、監督のレスリー・ハリスは自身の制作会社の名前となっている「Truth 24 FPS」真実は一秒の24コマに収めた。
(Reviewed >> 7/8/09:DVDにて鑑賞)
●● サウンドトラック
1. "Daddy's Little Girl" - Nikki D
2. "Chantel's Theme" - Nikki D
3. "Minute For A Girl" - Brian Holt
4. "When you Love Someone" - Cee Asia
5. "Wikit" - Eric "Vietnam" Sadler
6. "Losin Me" - Eric Sadler
7. "XC Jam" - Chris Champion
8. "Now is the Time" - Kimberly Davis
9. "Share Our Lives" - Paul Shabazz
10. "Street Element"
11. "Mixed Up World" - Angie Stone
12. "Having Fun" - Willie Bruno II
13. "Party Jam" - Willie Bruno II
14. "Bedtime" - Willie Bruno II
15. "Worries" - Willie Bruno II
16. "Not Just Another Girl" - Ron Grant
17. "J. Dub's Theme"
18. "Disco Breaks from the Motherland Music" - Son of Bazerk
19. "We Want Your Money" B.W.P.
20. "Your True Heart And Shining Star" - The O'jays
By Eric "Vietnam" Sadler