それにしても監督のエヴァ・デュヴルネの半端無いグッドライフカフェ愛に嬉しくなっちゃいますね。彼女は「This Is the Life / 日本未公開 (2008)」も監督していた。この映画でもレイヴンが「グッド・ライフ・ラブ」というTシャツを着ていたり、アマンダの家には「This is the Life」のポスターがあったりした。綺麗な映像も多かった!
I was lost, I am found I walkaway, walkaway...I will follow
メイ(サリ・リチャードソン=ホイットフィールド)は、亡くなった叔母アマンダ(ビバリー・トッド)の遺品の整理をしていた。アマンダには娘フラン(ミチョール・ホワイト)が居たが仲たがいしており、アマンダが病気になってからはメイが世話をしていた。しかしフランが家に戻ってきて、メイと衝突する。そしてメイはアマンダを失ってから自分自身の問題とも向き合っていたのだった。
エヴァ・デュヴルネの初長編作品。デュヴルネはLAのアンダーグランドな女性ラッパーだった人。最近はキャリア変更して、プロモーション関係の仕事を経て、映画監督になった。彼女が活躍したLAのグッドライフを舞台にしたドキュメンタリー「This Is the Life / 日本未公開 (2008)」は彼女にしか出来ない佳作だった。今回はちょうど監督のデュヴルネと同じ世代の女性が向き合っていく人生。失った後にさらに人生の選択をしていかないといけない。デュヴルネの演出は徐々にメイという女性の殻をはがしていき、彼女の事を知っていく。それは実に淡々と語られていく。迷いが無いようだ。断固として語られていくのも清々しい。
そして元音楽家らしいデュヴルネらしい音楽の会話も楽しい。それもまた主人公を知る術となる。