●● レビュー
ソニー・カーソンについての考察
NYで生まれ育ったソニー・カーソンは、成績優秀な子供だった。小学生の時に、友達といたずらで、お店のお金を盗むと運悪く、ソニーだけ捕まってしまう。少年更正院に入ったソニーは、そこで益々悪の道へと進んでしまう。高校生となったソニーが、家に戻るが、すぐに「LORDS」というギャングに仲間入りする。敵対するギャング「HAWKS」との戦いでは頭角をあらわす。しかし、また盗みを働き、ソニーは監獄へと送られる。3年後に家に戻ると、全てが変わっていた...
幼かった少年が、ギャングに入り、敵対するギャングとの戦い、そして監獄へ...と、主演のジェイミー・フォックスが同年にオスカーを獲得した事や、主人公のスタンリー・トゥッキー・ウィリアムスが死刑になった事など、色々と話題の多かった映画「Redemption/クリップス」を思い出させる内容だ。トゥッキーの映画は、本人がどう変わっていったかを、主に描いた作品だったが、この作品では、どうしてソニーが悪くなっていったかを描いている。ソニーの環境と経験、それらを見る事で、ソニーがどう変わっていくかが、観客にも想像を容易くしている。強烈で残酷な映像が多くて、やたらと脳裏に焼きつくのも特徴的だ。
そして、リオン・ウェアの曲が、あまりにも切なく、最後のソニーの背中と共に何かを観客に語りかけてくる。
(Reviewed >> 2/4/06)
●● サウンドトラック
1. Where Do I Go From Here? (Sonny Carson's Theme)
2. The Robbery And The Chase
3. Exercise Run
4. Girl, Girl, Girl (Sonny And Virginia)
5. Daydreams
6. The Rumble
7. Funeral Parlor
8. Please Be There
9. Flashbulbs
10. Father And Son
11. The Junkies
12.A New Direction
13. End Title (Sonny's Theme)