●● レビュー
Second Coming
「タイムス」誌の表紙を飾った有名主教TD・ジェイクス主催の「メガ・フェスト」で行われた、コメディアンのスティーブ・ハーヴィのスタンダップ・コメディ映像。
「Second Coming」とは、キリストでは「キリストの再臨」を意味するらしい。コメディの神が存在するなら、絶対にリチャード・プライヤーだろう。スティーブ・ハーヴィは、今1番リチャード・プライヤーに似たスタイルのスタンダップ・コメディアンだと思う。でも、プライヤーとハーヴィが大きく異なる点... それはキリストという存在だろう。ハーヴィのスタンダップには、キリストネタやキリスト信者ネタがある。ただ面白おかしくキリスト信者をネタにするのではなく、実際のキリスト信者達が納得して思わず頷いてしまうようなネタなのだ。この映像でも、まるで教会に居るかのように、幾度も観客が大きく頷いたり、立ち上がって「YES!」叫ぶ姿が捉えられている。この映像のラストが彼のスタイルを象徴しているようだ。でも、そのラストで涙は見たくなかった。
ゴスペルコメディという新しいコメディの形が、またやって来たようだ。
(Reviewed >> 10/23/06:DVDにて観賞)