●● レビュー
サスペンス物ってあまり得意でない私なんだけど、最初から最後まで釘付けになった。ジャズが本当によく似合う設定。最初の部分は、同じデンゼル・ワシントンの「マルコムX」の最初方のボールルームシーンを思い出し、胸躍った。それに、ワシントンがやりたがらないラブシーンが見れたのは、監督の力量だと思う。何せ、スパイク・リーとすら、彼はラブシーンを削れと揉めたくらいだから...そんな彼が嫌うラブシーンが非常にスティーミーでセクシー。大人の映画を感じさせ、この映画に合っていた。その相手を務めたリサ・ニコール・カーソンが妖艶。妖艶と言えば、ドン・チードル。こちらは、怪艶。
セットにも凝っていて、主人公のワシントンが警察の取り調べ室がいる際に見える、壁の血痕の数々。それだけで、警察の悪事が分かるという物。
リアリティに富ながら、現実逃避出来る不思議なサスペンスドラマ。大人のふりかけがあるくらいなんだから、大人のサスペンスがあったっていい。
(Reviewed >> 12/19/03)
●● サウンドトラック
1. West Side Baby - T-Bone Walker
2. Ain't Nobody's Business - Jimmy Witherspoon
3. Hy-Ah-Su - Duke Ellington
4. Hop Skip And Jump - Roy Milton
5. Good Rockin' Tonight - Wynonie Harris
6. Blues After Hours - Pee Wee Crayton
7. I Can't Go On Without You - Bull Moose Jackson
8. 'Round Midnight - Thelonious Monk
9. Chicken Shack Boogie - Amos Milburn
10. Messin' Around - Memphis Slim
11. Chica Boo - Lloyd Glenn
12. Theme From 'Devil In A Blue Dress' - Elmer Bernstein
13. Malibu Chase - Elmer Bernstein
14. End Credits - Elmer Bernstein