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キャスト >> Takeshi Kitano (Aniki Yamamoto), Omar Epps (Denny), Kuroudo Maki (Ken), Masaya Kato (Shirase), Susumu Terajima (Kato), Royale Watkins (Jay), Lombardo Boyar (Mo), Ren Osugi (Harada), Ryo Ishibashi (Ishihara), Tatyana Ali (Latifa) ....
監督 >> Takeshi Kitano
脚本 >> Takeshi Kitano
プロデューサー >> Masayuki Mori, Jeremy Thomas ....
ジャンル >>Drama
制作国 >>Japan
フォーマット >>長編映画
総合ポイント 4.75点/5 点満点中
内容 >> 5  演技 >> 5  演出 >> 5  音楽 >> 4 

 レビュー
「Welcome to the Future」と、主演したオマー・エプスが、試写会等で日本に訪れた時に、記者会見でこの映画を表わした言葉だ。この映画を見終えた後に、色々と調べてしまった。これは、私が感動した映画を見た後にいつもする癖。取りあえずimdbで調べてみて...っていう、いつもの癖。そして、エプスが言ったこの言葉を見つけた。私が感じていた事と全く一致していたエプスの言葉が、気に入ってしまった。
小さい頃に、お父さんの横で見ていた日本の「ヤクザ映画」を思い出し、ノスタルジックな気分に浸りながらも、私が大好きな「ブラックムービー」のエネルギーとメッセージを感じた。ヤクザ映画のような仁義、そしてブラックスプロイテーションのような復讐劇。エプス扮するデニーがいつもはたけしを「アニキ」と呼んでいたのに、アニキが「お前の目をやったのは俺だ」と言った時に、デニーは自分の言葉でアニキを「My brother」と呼んだ。アニキにちょっぴり反抗心を見せながら、デニー(というか彼らアフリカン・アメリカン)の最大の尊敬心を表わす「Brother」を使ったデニーの気持ちを、武監督は見事に表わしていたと思う。そして、デニーはラストで、アニキへの尊敬を払って「アニキ」と叫ぶあたりが、実に感動的だ。ビートたけし演じる山本と、その弟分である加藤との仲や、アニキとエプス扮するデニーの仲が、実に丁寧に描かれていて心休まる演出だ。また、たけしの静かな演技と、エプスのエネルギッシュな演技が、たまに出てくるLAの海の波のようにぶつかり合っていて面白かった。また、ギャングの闘争シーン等は、エンターテイメントにあふれていたし、デニーとアニキの、賭け事シーンや加藤のバスケットのシーンは、たけしらしいコミカルさがあって、余計にラストシーンが映えた気がした。インディペンデンスのような、芸術的センスを武監督のLAの町並み使いに感じ、メジャー作品のようなエンターテイメントの要素がたっぷり詰った、この映画に、私は今後の映画の「Future」を感じた。
たけしと武監督のソウルと、エプスの魂.... このミックスさが、Futureなのである...
(Reviewed >> 12/12/01)

 トリビア
日本発の作品。監督・主演は、もちろんビート・たけし。そのたけし演じる主役の人物が、兄弟のいるアメリカに渡って、オマー・エプス扮する人物と、交流するという物語。

 サウンドトラック
1. Drifter... in Lax
2. Solitude
3. Tattoo
4. Death Spiral
5. Party - One Year Later
6. On the Shore
7. Blood Brother
8. Raging Men
9. Beyond the Control
10. Wipe Out
11. Liberation from the Death
12. I Love You... Aniki
13. Ballade
14. Brother
15. Brother [Remix Version]

 オフィシャルサイト
US Official Site     JP Official Site

 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt0222851/
http://en.wikipedia.org/wiki/Brother_%282000_film%29
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=162901

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Last Modified: 2005-02-22
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