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キャスト >> Leonardo DiCaprio (Danny Archer), Djimon Hounsou (Solomon Vandy), Jennifer Connelly (Maddy Bowen), Kagiso Kuypers (Dia Vandy) ...
監督 >> Edward Zwick
脚本 >> Charles Leavitt
プロデューサー >> Marshall Herskovitz, Graham King, Paula Weinstein, Edward Zwick
ジャンル >>Drama
制作国 >>USA
フォーマット >>長編映画
総合ポイント 4点/5 点満点中
内容 >> 4  演技 >> 5  演出 >> 3  音楽 >> 4 

 100本映画
いやー、レオナルド・ディカプリオがカッコいいのは分かっていたつもりだけど、この映画のディカプリオは最高ね。たまに胸元がチラチラ見えたんだけど、結構ちゃんと体を作りこんだのか、筋肉と胸毛のコントラストがたまらなんねー。肩とか昔に比べるとガッチリしてたね。なんてふざけた事思ったんだけど、この映画は真面目なのよね。いかん、いかん。なんでこの時オスカーにまた嫌われたんだろ?って思ったら、「The Last King of Scotland / ラストキング・オブ・スコットランド (2006)」でフォレスト・ウィッテカーが取った年かー!そうか、彼の場合、嫌われているのもあるけど、タイミングも悪いんだね。あのウィッテカーには勝てないよね。無理。でも私はディカプリオ、嫌いじゃないよ。昔は割りと見てた。でも最近は見たいなーとは思っていても、まっいいか!と思い、いつも後回し。しかもこの映画、エドワード・ズウィック監督なので、やっぱり後回し。

この前、どこかの待合室にタイム誌だったかニューズウィーク誌だったかが置いてあって、ぱららーっと読んでいたら、アフリカの経済が急成長しているという特集があった。ガーナがキテいるらしいんだけど、シエラレオネもかなり急成長しているらしく、その%が100%とかじゃなくて2・300%だった気がする。なにせぱららーと読んだので、ちゃんとした数は覚えていない。ごめん。でも、へー、シエラレオネがね!と驚いたのは覚えている。てっきり、ナイジェリアが1位だと思っていたので、ガーナが1位でシエラレオネが2位だったのにとにかく驚いた。急成長率だから、実際の経済力とは違うんだよね。と後で冷静に思った。という事で、この映画はそのシエラレオネが舞台。この映画でも描かれていた内戦のせいで、平均寿命が最下位だった事でも有名。内戦によって全てが破壊されていく様を描いている。少年兵や鉱山での働き手として男達が連れ去れていって家庭が破壊。妻や娘達はどこかでレイプされちゃう可能性が高い。内戦で使う武器調達の為にシエラレオネの貴重なダイアモンド鉱山が無残にも掘られていく。そしてそれら全てを上手く操っているのが、他から来た白人の人々。レオナルド・ディカプリオが演じた傭兵だったり、ダイアモンド商人のトップだったり、傭兵のトップだったりする。その中で、レオナルド・ディカプリオ演じた男が、アメリカ人ジャーナリストの女性から助けを借りて償いしていく。いや、そこは良いんだよ!この映画のレオナルド・ディカプリオは最初にも書いた通り最高だった。でもね、やっぱりシエラレオネの人々が何か見えてこなかった。悪や善かのどっちか。もちろん、善人は救われるべきだといつも思う。でも、ジャイモン・ハーンスゥ演じたソロモンはあそこまで救われなくても良かったかなーとは思った。家族がまた一つになるだけの方が良かった。あのダイアモンドはシエラレオネで眠るべき。だから、何か最後がフニャってしてる。まあね、エドワード・ズウィックらしいんです。だから「Glory / グローリー (1989)」以降はあんまり見ないようにしていたんです。この映画の悪人であるRUFが、大音量でラップ聴いてたりするのは、もうウンザリ。ラップ=悪の音楽ってハリウッド映画ではなってるよね。

やっぱりアフリカの問題はアフリカ人が描くのが一番。確かにディカプリオみたいな世界的なスターが出演すれば、こういうアフリカの問題が世界に一気に伝わる事になるので、効果は抜群。興味のない人達も「少年兵なんているんだ」って思うだろうし、「紛争ダイアモンド」なんていうのがあるんだ!と思ってくれる。でも、アフリカ映画を見慣れていると「ハリウッド映画がアフリカ問題を搾取してるな」って、思っちゃうんですよ。別に白人監督だからとか言ってるんじゃないんですよ。南アフリカのダレル・ジェームス・ルートだったら、この映画をもっと上手く描けたかもね。アクションシーンは面白くなくなっちゃうかもだけど。
(1079本目)

 レビュー
"That diamond is my ticket out of this God forsaken continent"
1999年シエラレオネにて漁師であるソロモン(ジャイモン・ハーンスゥ)と、息子ディアが学校帰り道に出会った。その時に反政府軍のRUFが彼らの村を襲い、ソロモンは何とか妻と娘と息子を逃がす事に成功したが、ソロモンが捕まり、働き手としてダイアモンド鉱山に送られる事になった。そのお金がRUFの資金となっていた。そこに上陸したのが、ダニー・アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)だった。RUFのリーダーからダイアモンドを受け取り、リベリアへ密輸しようとした所で捕まる。その時ダイアモンド鉱山では、ソロモンが大きなダイアモンドの原石を見つける。こっそり自分の物にしようとした所でポイゾン大尉(デビット・ヘアウッド)に見つかるも、ちょうど反政府軍が攻撃し、原石をその近くに埋めて隠した。そこに居た者がみな刑務所に入れられて、ポイズン大尉からソロモンは責められた。そこに偶然居たのがアーチャーで、ソロモンを釈放してその原石を探そうとするが...

アフリカで起きていた紛争ダイアモンドの問題をアクションと共に提起する社会派スリラー作品。これ見て改めて思ったのは、やっぱりレオナルド・ディカプリオってカッコいいんだなって事。ローデシア(ジンバブエ)出身のダニー・アーチャーを、アフリカに居る白人訛りで演じていた。あくまでも現実を追求する演技を試みる人なんだと思った。そしてこういう問題を自分の映画で提起していくのも好きなんでしょう。そしてやはりロマンチックな人「また別の人生で出会えたら、もしかしたらね」という台詞にキュンとなった。いやこの映画ではそうなるべきじゃないのかもしれないけれど。そういう中にアフリカでの少年兵の問題や、この映画の最大の問題である紛争ダイアモンドについて描かれていて、違和感もなく演出されている。ただ悪い奴等が、大音量でラップ聞いているという描写に、ウンザリではある。そしてこんな熱い映画だったのに、最後の締めが弱い。もう一押し熱い物が欲しかった。

でもやっぱりエドワード・ズウィックらしい映画だと思った。黒人への配慮は彼らを善と悪で極端に分けて描き、善を甘く描く。現実味がない分、甘いラストは感じる物がなかった。
(Reviewed >> 1/30/13:DVDにて鑑賞)

 トリビア
ジャイモン・ハーンスゥがアカデミー助演男優賞にノミネートされた作品。レオナルド・ディカプリオ主演。

 オフィシャルサイト
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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt0450259/
http://en.wikipedia.org/wiki/Blood_Diamond_(film)
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=326034

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Last Modified: 2011-02-05
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