●● レビュー
私がいつも「私のウォルト・ディズニー」と称するロバート・タウンゼント。いつも私は彼の映画には「夢がある」と書くか、今回は夢があるのだが、今までと違うのがタウンゼントの大人のシュールな部分と暗さ。今まで彼の映画を見てきたものにとっては信じられないくらいの暗さと陰湿。彼の映画であんなにも銃声を聞く事になるとは思わなかった意外性。今までは彼のピーターパン的、少年の心を持った大人の「夢」がメインだったのに、今回はそれと正反対の大人の夢でありながら、陰湿な部分が多い。でも私は「私のウォルト・ディズニー」を撤回する気は起きなかった。やはりそこにはタウンゼントの「夢と理想」があった。今までとは違う路線で彼が自分の夢を語ったのには、正直面を食らったが、やはり映画を通して彼の「夢」であるコミュニティの平和を願う彼。そのタウンゼントが書いた台詞で私達は彼の作品だと一目瞭然なのだ。そして、ベテランのハリー・J・レニックスとの演技の一
騎打ちが最高にクールで面白い。やっぱり私のウォルト・ディズニーなのだ。
(Reviewed >> 02/03/03)