●● レビュー
「長すぎ」だ。何もかもが「長く」感じる。チャーリー・パーカーという、ジャズ界における斬新な芸術家で、存在そのものが「ドラマ」な人なのに、映画は面白くもなんともない。面白い所は、パーカーとレッド・ロドニーという人物の交流の部分と、その演奏風景。長いドラマなのに、話が飛び飛びになるのが、見ている方が辛くなる。チャーリー・パーカーという人物だけに焦点を合わせるか、その妻となるチャンとの仲に焦点を合わせるか、「ビッバップ」に焦点を合わせるのか... 彼の妻を演じた女優も、最初は凄く強い女性だったのに、最後は泣くばかりの女性に突然なってしまい一貫性がなくて不思議な人間になっていた。
どれも焦点がずれていて、フォレスト・ウィッティカーの素晴らしい演技をもっても、2時間半、ふらつく物語は辛い。
(Reviewed >> 07/23/03)