●● レビュー
その台詞から色々と問題があったのだが、それにも関わらず、脚本が素晴らしい。ブラックカルチャーに首を突っ込んでないと、なかなか分かり難いジョークもあるけど、それが生きた会話。舞台のシカゴに居るかのような錯覚を起こす台詞。確かに、その時代に生死をかけて戦っていた輩には、聞くに堪えない台詞だった事と感じる。けど、それが生きた会話とも感じた。アフロアメリカンは、セルフジョークが出来る人々だ。彼等のエネルギーが漲っていた。でも、その台詞が無くってもよかったかも..とは思うが。
そんな生きた台詞を発する俳優達、一人一人がその強いキャラクターの役割を十分に果たしてくれた。アイス・キューブは、メインを張るにふさわしい風格と落ち着きがあったし、アンソニー・アンダーソンとラマード・テイトは、コミカルな部分が映画のよいスパイスとなったし、キース・デイビットの怪しさ、アフリカの彼の暖かさ、イブのセクシーなキュートさ、セドリック・ザ・エンターテイメントは「星の王子NYへ行く」でエディ・マーフィーが変化した床屋さんをパワーアップした感じだった。
一度は覗いて見たかったアメリカの床屋さん。そんな生な感じが良く伝わる、文化溢れる作品なのに、お腹が痛くなる程笑えて、最後には心温まる、最近稀な作品だ。
(Reviewed >> 10/2/02)
●● サウンドトラック
1. The Speech (Intro) - Cedric The Entertainer & Ice Cube
2. Trade It All (Part 2) - Fabolous, P. Diddy & Jagged Edge
3. Stingy - Ginuwine
4. What's Come Over Me? - Glenn Lewis & Amel Larrieux
5. Love Session - Ghostface Killah (feat. Ruff Endz)
6. And We - P. Diddy, Black Rob, Big Azz, Ko-Kaine, G. Dep, Foxy Brown, Craig Mack & The Mighty Ha
7. Could've Been You - 3lLW
8. Baby Girl (Terri's Theme) - B2K
9. Sneaky - Jhene (feat. Lil Fizz Of B2K)
10. I See You - Best Man
11. Better To Leave - Jordan Brown
12. Baby, Baby, Baby - Collin
13. Ben - Lil Kano
14. Got To Give It Up (Part 1) - Marvin Gaye
15. I'll Take You There - The Staple Singers
16. Big Booty Girls (Outro) - Ice Cube, Michael Ealy, Leon Collier "Jam", Ray Thompson & Eric Lane