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キャスト >> Ice Cube, Snoop Dogg, Ice-T, Al Davis, Marcus Allen, Lyle Alzado, Soren Baker, Todd Christensen, Howie Long, M.C. Ren, Russell Simmons, DJ Pooh, Chuck D, Rod Martin, Greg Townsend, Willie Gault, John Madden ...
監督 >> Ice Cube
脚本 >> Jon Weinbach
プロデューサー >> Jon Weinbach, Matt Alvarez
ジャンル >>Documentary
制作国 >>USA
フォーマット >>長編映画
総合ポイント 4.75点/5 点満点中
内容 >> 5  演技 >> N/A  演出 >> 4  音楽 >> 5 

 100本映画
これがDVDになっているとは知らず... 我等のアイス・キューブ兄貴が初監督に挑んだドキュメンタリー。ESPNが制作している「30 for 30」のシリーズの1つ。そう、最近これを制覇しようと考えております。それよりもなによりも、アイス・キューブ兄貴のだったらふつーに見たいでしょ!兄貴が撮ったのは、オークランド・レイダースとN.W.Aの関係性。レイダースは1982年にオークランドからロサンジェルスに移った。ロサンジェルス市民は大歓迎で彼等を迎える。そうすると張り切ったレイダースがなんと1993年にナショナルチャンピオンになってしまう。レイダースのチームロゴであるパイレーツと黒と銀はロサンジェルスの人々に受け入れられる。彼等はどちらかと言うと勝つ事だけを目的とした汚いラフなプレイが有名で、そのスタイルもロサンジェルスの人々に受け入れられた。そしてその頃のロサンジェルスはダリル・ゲイツのロサンジェルス市警による執拗なギャング撲滅運動により、一般市民も黒人というだけで警官から暴力を受けている時期だった。良く知られているブラッズの赤、クリップスの青と真っ二つに分かれたロサンジェルスの街で、ブラックとシルバーはニュートラルな色として一般の黒人男性に受け入れられた。そこに目をつけたのが、1986年にデビューしたN.W.A。彼等はロサンジェルスのコンプトンで起きている日常を克明に伝えるラップで人気となった。そんな彼等が好んで身につけていたのが、レイダースのブラックとシルバーだった。そうだ、アイス・キューブと言えば、私は未だにジェリーカールにレイダースのニット帽である。私もLAでそのニット帽を見つけた時には思わず買った。私も立派にキューブ兄貴ワナビーである。でもそれはアメリカ人には、ジャパニーズレディがレイダース?ホワイ?と不思議がられる。でも兄貴ワナビーとも言えずに、レイダースのダレル・マクファーデンのファンと嘘を言っている。そういえば、LAに居た時に近所で大きな黒のフォードのトラック全体にレイダースのあのパイレーツのロゴをつけている人たちが居たわー。若い人たちはレイカーズの旗とかつけていたけど、私の世代の人はレイダースの人が多かった。

面白かったのが、レイカーズと同じイエローとパープルを使っていたアイス・ホッケーのロサンジェルス・キングスが1988年に突如ブラックとシルバーに変えてしまう。結果、N.W.Aもキングスのユニフォームとか着る事になった。キングスはそれによって割と商品で稼いだらしい。

冒頭ではアイス・キューブとスヌープ・ドッグがレイダースが本拠地としていたロサンゼルス・メモリアル・コロシアムでレイダースの思い出を語っている。インタビューもレイダースの往年の選手やオーナーやコーチから、MCレンやアイスTにDJプーとアイス・キューブらしい人選。フットボールとLA、そしてLAとラップ、ラップとフットボール、そしてギャングとLA...それらの歴史がお互いを刺激し合い、そしてそれらの影響がもたらした悲劇を上手く描いていますね。お見事です!兄貴のレイダースへのラブソング「Raiders Nation」とロサンジェルス・レイダースの選手がラップに挑戦した「Silver and Black Attack」もあります。





後はオークランドでは、オークランド出身のLunizがその名もずばり「Oakland Raiders」っていう曲作ってますよね。でもレイダースというよりオークランドラッパー達への愛でしたが...
(0876本目)

 レビュー
The silver & black will attack
アイス・キューブがNFLチームのオークランド・レイダースがロサンジェルスに居た頃の影響を追う。

ロサンジェルスはアメリカを代表する大都市なのに、なぜかNFLチームとは縁遠い。それは彼等がフットボールが嫌いとかいう理由ではない。彼等は地元の大学USCのフットボールをこよなく愛している。ただ単にNFLとは縁が無いのだ。確かにラムスがいた事はあった。しかも50年近くフランチャイズしていた。しかし、レイダースが1982年にロサンジェルスにやってきた時のインパクトは凄かった。レイダースのイメージがロサンジェルスとぴったりと合ったのだった。そこに目をつけたのが、丁度デビューしようとしていたN.W.Aだった。彼等はレイダースの帽子やジャケットに身を包みLAのイメージを作り上げた。その関係性がこのドキュメンタリーでは語られている。面白かったのが、そのブラックとシルバーのイメージをNHLのキングスが盗んだというのが笑った。今でもオーナーを務めるアル・デイビスに当時の話を聞いているのが貴重だ。

LAとは相性がピッタリだったレイダースは1994年を最後にまたオークランドに戻ってしまう。たった12年の間柄だったが、その愛憎劇はハリウッドのあるロサンジェルスらしい恋愛ドラマだ。アイス・キューブにしか出来ないドキュメンタリーである。
(Reviewed >> 7/1/11:DVDにて鑑賞)

 トリビア
ESPNが製作の「30 for 30」スポーツショートドキュメンタリーの1作品。アイス・キューブが地元LAとLAにフランチャイズしていた頃のレイダースについて追うドキュメンタリー。

 サウンドトラック
1. Raider Nation - Ice Cube

 オフィシャルサイト
US Official Site     Not available

 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt1493941/
http://en.wikipedia.org/wiki/30_for_30
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Last Modified: 2010-03-14
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